公務員

公務員になるメリットとデメリット

近年、「公務員」は高校生がなりたい人気の職業ランキングでも常に上位に入る職業です。

その「公務員」について自身の経験を踏まえて良い点と悪い点を紹介したいと思います。

 

僕は以前3年ほど国家公務員をしていました。

やはり公務員は特殊な身分ということもあり実際経験しないとわからないことも多いです。

 

「公務員を目指しているけどちゃんと適正はあるかな…」

「公務員になりたいから良い点と悪い点を確認したい」

「副業できないらしいけど本当かな?」

など色々気になるという方もいると思うので紹介させていただきます。

 

メリット

まず、公務員になるメリットです。

あくまで僕が主観的にメリットとデメリットを区別しています。

メリットとデメリットは表裏一体なのでそれぞれの主観で変わってくると思います。

そのことを頭に入れて読んでいただければと思います。

 

安定している

公務員=安定」というイメージは皆さんお持ちだと思います。

安定の定義が曖昧なので、はっきりしておくと、

安定=リストラされない

ですかね。。。

この定義に基づくなら、公務員は非常に安定していると感じます。

正直、組織自体が解体されない、もしくは民営化されない限りは酷いミスをしたり問題を起こしても解雇されません。

 

僕が職場で見てきた例だと、

  • 住民に賠償請求されるようなミスを起こした職員
  • 毎年、数十件の始末書を書く職員
  • プライベートで警察沙汰の問題を起こした職員(法的な罪には問われてません)

など、いろんな人を見てきました。なかなか度し難い人が多かった。。。

正直、民間企業なら辞めさせられそうなことをやらかしてる人でも懲戒免職にまでは至ってないです。

その理由は公務員を解雇するのはそれ相応の理由が必要になり、手続き的にかなり難しいからです。

 

つまり、「解雇されない」という意味では公務員は安定していると言えますね。

 

仕事をしなくてもお金がもらえる

公務員は年功序列で給料がかなりしっかり決まっています。ほぼ固定給です。

なので、特別仕事ができるor大きな成果を出したからといって多く給料が貰えるわけではありせん。

まあ上司からの評価が良ければ多少の増額はありますが、微々たるものです。

 

しかし、逆に固定給であるため、出勤していれば仕事を上手くサボったり仕事ができなかったりしても給料が下がることはありません。

 

つまり、

仕事を頑張っても給料は上がらないし、仕事をしなくても下がることはない

ということです。

まあ、これに関しては個人の捉え方であり、メリットになるかデメリットになるかは人それぞれで違いますよね。

個人的には自分の仕事での成果を評価してもらいたいという気持ちはありますが、

仕事で成果を出さなければならないことに対するプレッシャーを感じずに職務に当たれるのでメンタル的にはかなり楽であると思います。

 

対外的に信頼してもらえる

やはり公務員であることで世間からの評価は変わります。

公務員は国家がその地位を保証しているので社会的な信頼が高いです。

 

具体的なメリットは審査に通りやすいことです。

例えばローンを組む場合、安定した収入があり、社会的信頼がある公務員は審査で非常に有利です。

僕もローンの審査、クレジットカードの審査、賃貸契約などはスムーズでした。

これは中々大きなメリットなのではないでしょうか?

 

モテる

これも社会的信頼に似ているんですけど「女性が結婚したい職業ランキング」において公務員は常に上位です。

以前僕がマッチングアプリをしていた時は公務員効果かは分かりませんが多くの方とマッチングできていました。

 

ただし、公務員だから無条件にモテるということではなくてステータスの1つになりうるってことですね。

実際に恋愛市場で上手くいくには人間的な中身が圧倒的大事です。

まあ確かに公務員効果を使えばマッチングアプリ等で実際に会うステップに進むのは結構楽なのかもしれませんね。

 

福利厚生は悪くない

民間企業の知り合いと話していると住宅手当が出なかったり、年次有給休暇が少なかったりと福利厚生に関して不十分な会社があったりします。

公務員は良くも悪くも制度がしっかりしているので福利厚生は普通に充実している印象でした。

年次有給休暇の取りやすさや超過勤務手当の支給などは自治体や官庁によって若干異なる部分はあると思いますが、民間企業よりは安定した待遇を受けれるはずです。

 

デメリット

メリットがあればデメリットもある。表裏一体ですね。

デメリットを紹介します。

停滞している

「安定している」というのは悪く言うと「停滞している」ってことなんですね。

以前僕が公務員をしていた時、

「毎日同じ仕事で脳が死んでまううう」

「人間関係は良いけどもう少しやりがいが欲しい」

とか色々むんむんと考えていました。

これは「停滞」への不満だったと思います。

公務員は職種にもよると思いますがほとんどの人は毎日同じような仕事をこなすことになると思います。

しかも、事務職の場合、特別なスキルが身につくことはほとんどないので転職するときに潰しが効かないです。

今は個の能力が重視される時代になってきているので何もスキルが身につかないまま長い時間公務員を続けるのはかなりのデメリットです。

毎日同じような仕事を一生することに妥協できるなら福利厚生も良いですし、プライベートを充実させ安いので公務員はおすすめです。

でもそうでないなら公務員ではなくてもっとチャレンジできる業界でも良いかと思います。

 

給料がやや少ない

優良な民間企業と比較して公務員は給料が若干少ないです。

特別生活に困る水準ではないですが特別に贅沢できるものでもないですね。

組織の中でも飛び抜けて頑張れば評価されて他の人よりも少しは給料が良くなることはありますが、その飛び抜けた努力に対して見返りが少ない印象です。

 

昇給や賞与に関してぶっちゃけると、

死ぬほどの頑張りを見せてかなり大きな成果を出し、上司に適正に評価された場合、昇給幅が少し多くなります。数千円程度ですが…

賞与は、結構頑張ってボーナスが数万円増えるという感じですね。

組織によって異なると思いますが、国家公務員も地方公務員も給与制度はある程度決まっているので特別に昇給や賞与の条件が良いところは少ないと思います。

僕の感覚としては、

これだけ頑張ってこれだけしか貰えないのか

と率直に思いました。

同僚は、

頑張ってもその程度なら程々に頑張るよ

という人がかなり多かったです。

 

個人の価値観として仕事に求めるものに「お金」のウェイトが大きい人は公務員はなかなかしんどいと感じます。

 

頑張っても見返りが少ない

先程も紹介したんですが、組織が年功序列のため、仕事を頑張ったとしても評価されて給料が良くなったり待遇が改善されることは少ないです。

実際、

頑張ってもあまり意味がないなら他人に迷惑かけない程度で程々に頑張ろう

という人が7割くらいを占めていた印象です。

頑張れる環境って感じではないですし、みんなが程々にやるからこそ頑張っている人に仕事の負担が増えます。

増えた負担を捌いて頑張ったとしてもそこまでの見返りはないから、その人は、

「程々なら頑張ればいいや」

と思ってしまいます。

そのため組織の中に程々に頑張る人がどんどん増えていく流れが形成されていました。

 

本当にやりがいのある仕事をしてそこに楽しみを見出したい人は、頑張れば評価される環境に行くべきだと思うので公務員はあまりおすすめしません。

 

個人の評価基準が謎

民間企業は成果型もしくは成果物型の評価基準の会社が多い印象です。

これは数字でわかりますしはっきりした実力主義なのでこの評価基準がしっかりくる人も多いと思います。

 

しかし、公務員の大半は「上司の好き嫌い型」というよく分からない評価基準が採用されています。

上司の評価は部下の「印象」がすべてなんです。

基本的な仕事がそつなくこなせる上で、上下関係を意識した態度や行動を取って、自分のした仕事を自然に上司にアピールしたり、アフターファイブを盛り上げたりと、俗に言う「コミュ力」みたいなもので評価されます。

 

まあこれも社会で生きていくためにはかなり必要だし、あって越したことない能力だと思います。

しかし、実際に自分の方が仕事が早いし量もこなしているはずなのに上司が好みの人の方が評価されたり、周りが酷すぎて大して頑張っていない人が相対的に評価されたりすることは本当に多いです。

仕事はしっかりやっているけど直属の上司と上手くいっていない場合はそれだけで良い評価が貰えない可能性は高いですね。

 

コミュ力に自信があったり上下関係の厳しい組織に慣れている人は公務員では評価されやすい傾向にあるかと思います。

上司の好みで評価が変わる環境に耐えられない人は公務員に向いていないかもしれません。

 

副業ができない

今の時代、副業をしないと十分なお金を稼げまけん。

例外的に可能な副業もありますが基本的に公務員は副業禁止なのでバレた時点で懲戒処分の対象になります。

 

これはなかなかのデメリットだと思います。正直、今の時代は副業をしてチャレンジしたり自分のスキルを磨いて稼ぐみたいなことを行ってる人は多いです。

僕はホワイト企業で本業をして、さらに本業を活かした副業でしっかりした収入を得てプライベートも充実させるのが最強だと思っているので、これが実現できない公務員は微妙に感じます。

 

公務員の副業に関して取り上げている記事で、

バレなければ副業は可能

みたいなことが書かれていることが多いですが、

バレた時にその記事を書いた人が責任を取ってくれるわけでなく、全て自己責任です。単純に唆されてるだけのように感じます。

僕が公務員をしていた時に、副業に近いことをしている職員がいたのですが、普通に人事にバレて厳重注意を食らっていました。

そうなると職場での立場も悪くなるし良いことはありません。

 

本当に副業をしたいなら転職するのがベストな選択ですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

書いてて思ったのは、

良い悪いは表裏一体でそれをどう捉えるかは本人による

僕個人は公務員はデメリットが多いと感じる

ということです。

たしかに、公務員は今の時代の働き方には合っていないと思いますが、必ずしも時代に合った職業が個人の天職ではないです。

自分のやりたいことが実現できるなら公務員でも他の仕事でも全然良いと思います。

個人の私見がかなり多く入ってしまいましたが、もしも公務員になることを検討している人の助けになれば幸いです。

ABOUT ME
あきみね
大阪で会社員をしている27歳。毎日牛乳を1リットル飲みます。 病気、生活、プログラミング、英会話、ジャズなどの雑記ブログです。