
社会人スキルアップシリーズ第2弾。
今回は「タイピングを速くする方法」について解説します。
僕もパソコン歴はまあまあ長いのでタイピングスピードは速い方だと思っていたのですが、
注意深く観察すると自分よりもタイピングが速いPC猛者たちがいます。
せっかくなので猛練習してみたので、
今回は初心者の方がタイピングを速くするコツを解説します。
練習すれば誰でもできるようになるので焦らずじっくり習得しましょう。
タイピングできるだけでかなり仕事効率が良くなるので全人類にお勧めします!
この記事がおすすめの人
- パソコンに慣れていない人
- タイピングに独自の癖がある人
- タイピングがもっと速くなりたい人
Contents
タイピングは全ての仕事の効率を上げる
現代はほとんどの仕事においてパソコンを使いますよね?
つまり、仕事の効率が良くなるかはタイピングの速さにかかっていると言っても過言ではありません。
僕らが生きている間に音声認識や脳で考えただけで文字入力ができる技術が向上するかもしれませんが今の所は圧倒的にタイピングですね。
企画書の作成やチャットのレスなど仕事上でタイピングスピードが求められる場面が本当に多いです。
私たち人類にとってタイピング力を向上させない理由はありません。
タイピング力を向上させるために意識すること
まずは意識するだけでタイピングが上手くなるポイントについて紹介します。
ホームポジションに指を置く
まずはホームポジションに指を置きましょう。
キーボードには基本的に「F」と「J」のキーに触ってわかる出っ張りなどがあります。
そして左手の人差し指を「F」に、右手の人差し指を「J」に置き、親指以外のその他の指は隣のキーに置いていくようにします。

ポジションとしてはこんな感じですね。
このホームポジションは常に意識しましょう。
打ちたい文字を打ったらすぐに戻ってくるような感覚です。
ホームポジションを意識できていないとすぐにタイプミスが起こり、手元がぐちゃぐちゃになってしまいます。
スピードよりも正確さ重視

そもそもポジションを覚えていないとタイピングはできるようになりません。
初心者の方は大雑把でいいのでキーボードを見ないで打てるように覚えましょう。
その際、一瞬で打ちたいキーがわかるレベルでなくて全然大丈夫です。
ちょっと考えて「ここだ!」とスピードよりも正確さを重視することが大切になります。
これを続けていると少しずつスピードが速くなってきます。
速く打つことにばかり意識がいってしまっている人はタイプミスが多くなってすぐにスピードに頭打ちが来ます。
楽器などを練習したことがある人は良くわかるかもしれませんが、
とにかく最初は、何度やっても必ずできるゆっくりなテンポから練習すると思います。
ゆっくり正確に演奏できるようになってから少しずつテンポを上げていくんです。
楽器の練習と同じで、タイピングもひたすらゆっくりから練習して正確さを身につけてから少しずつスピードを上げていきましょう。
絶対にキーボードを見ない
タイピング上達の鉄則ですが、
「何があってもキーボードを見ない」
ということが大事です。
火事が起こっても隕石が落ちてきても目の前の画面を見て文章を入力することに命をかけましょう。
手元を見てはいけない理由は、
- キーの配置が覚えられない
- 下を見ると時間がかかる
- 首の移動が激しくなって疲れる
以上3点です。
タッチタイピングを独学でやっている人のほとんどはこのようにキーの配置を確認しながらタイピングするのでスピードに限界があります。
ポジションを正確に覚えてキーボードを見ずにタイピングできればスピードはさらに向上していくので頑張りましょう。
「K」と「A」で「か」というセットを意識する
「ありがとうgざいます」
こんな感じになる人いませんか?
僕も以前は良くミスしていたのですが、
子音と母音を意識すると上記のようなミスは減りました。
具体的にいうと、
最初のうちは「か」を入力したければ「K+A」というセットであることに気をつけるだけです。
なんとなく速く打てるようになってくると文字同士の境目みたいなのを意識できなくなってくると思うんです。
そして境目を意識できていないと脳みそに指が追いつかない時にアルファベットを飛ばしてしまったり順番を逆にしてしまう現象が起こります。
初心者の方は、ポジションを記憶するだけでなく平仮名一文字に対して、
どのアルファベットを打つのか?
そのアルやベットのセットがどこにあるのか?
を意識してみるのをお勧めします。
次の文字を意識する
ある程度速くなってきた人は、自分が今入力している文字の次の文字について意識を向けてみましょう。
次に何を打つか考えるだけで、指の動きがスムーズになります。
ギターやピアノもそうですが長い休符がない限り次のフレーズをへの動きを意識しながら演奏していると思います。
それと同じで、正確さが増してきた人は先を見てどんな運指をすれば良いか考えてタイピングしましょう。
タイピングを速くする方法
今まではタイピングをする際に意識することを紹介してきましたが、ここでは具体的な方法を紹介します。
ひたすら文章を書く
とにかくタイピングは「慣れ」です。
できない人は正しくない方法でタイピングすることに慣れていないだけなので、
上記で紹介してきたことを意識しながら多くの文章を書いていきましょう。
個人的にお勧めなのは、
初心者はタイピング練習アプリ。
中級者は「ブログ」や「レビュー」を書いてみることです。
初心者はタイピング練習アプリでタイピングのみに集中しましょう。
紹介してきたタイピングのコツを無意識にできるようになれば上々です。
そして中級者は考えながら文章を書いてみましょう。
仕事で文章を書く場合は自分で考え、言葉をまとめつつ入力しますよね。
タイピング練習アプリは「写経」の要素が強いので考えながら入力する訳ではないのでちょっと感覚的に違う気がします。
本当に初心者はタイピングのみに集中できて良いかもしれませんが、少しタイピングができる中級者は本番を想定して、考えながらかける「ブログ」や「レビュー」の方がいいです。
「写経」ができたとしても考えながら書くとタイピングのコツが意識できなくなったりします。
しっかりと無意識に正確なタイピングができるようになってから「考えながら文章を書く」に移行できれば完璧です。
魔法の言葉を書く
パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。
pa-kinngueriajuude、fannhazuxtutoyubanawomusu。
この文章には「、」や「。」、「ー」、そしてスペースの変換など様々なキーが含まれています。
この文章をキーボードを見ずにさらっと入力できればかなり上達するでしょう。
毎日の練習に取り入れてもいいですね。
意識するポイントを忘れない
- ホームポジションに指を置く
- 正確さ重視
- キーボードを見ない
先ほど紹介した上記3つを絶対に意識するようにすれば爆速でタイピングが速くなります。
簡単なようでなかなか難しいですがこれができれば誰でもタイピングができるようになるはずです。
「ー」など遠いポジションはアンカーキーを使う

「ー」のキーは遠いのでタップすると手元がブレてしまう人も多いんじゃないでしょうか?
これを解決するのは「アンカーキー」を残すようにすることです。
遠いキーをタップする際に全ての指を持っていくのではなく、いずれかの指をホームポジションに残しておけば手元がぶれることが少なくなります。
この残しておくキーのことを「アンカーキー」と言います。
例えば、僕は「ー」をタップする際、「J」に右手人差し指を置いた状態で小指で「ー」をタップします。
少し肘が動いてしまいますが、これならホームポジションにすぐに帰ってくることができます。
ホームポジションを安定させるためには軸である「アンカーキー」を決めることをお勧めします。
まとめ
今回はタイピングのコツを紹介させていただきました。
改めて復習すると、
- ホームポジションに指を置く
- 正確さ重視
- キーボードを見ない
ということが何よりも大事。
逆にこれさえ出来ればかなりタイピングのスピードが速くなるので絶対意識しましょう。
