最近はWebマーケティングの需要も上がってきていますね。
組織体制強化のためにWebマーケティング職の増員を行う企業もかなり増えています。
コロナウイルスで不況に突入したとしても一定の需要は維持される職種だと予想されるのでWebマーケティングについて学んでおくことに損はないはず。
しかし、Webマーケティングってどうやって勉強するの?って思いますよね。
プログラミングだったら無料学習ツールやプログラミングスクールで勉強してアプリを開発すればいいと思うんですけど、Webマーケティングって個人で小さく始めにくい印象です。
結論を言うと「ブログ」をやることがWebマーケティングの勉強になります。
Contents
ブログがWebマーケティングの勉強におすすめの理由
小さく始めやすい
正直、実際に企業のWebマーケティング職やWebディレクターに転職することが最もWebマーケティングの勉強になるんですけど、なかなかハードルが高いですよね。。。
しかし、ブログならPCとネット環境があれば老若男女誰でも始めることができます。
さらにブログ運営にかかるコストがかなり低いです。
本格的にブログを始めようとすると「WordPress」を使うことになると思いますが、かかる料金は、
- ドメイン代 年間約1,000円
- レンタルサーバー代 月間約1,000円ちょい
こんなものです。超手頃。
社会人なら1年間で飲み会を2、3回断れば捻出できる金額です。
つまりブログなら一人で小さく始められるので非常におすすめと言うことです。
ブログで得られるものはWebマーケティングスキルだけじゃない
ブログをして得られるものはWebマーケティングスキルだけではありません。
ブログで得られるものは、
- Webマーケティングスキル
- 自分のコンテンツの深い知識
- ライティングスキル
- 広告収入
などだと考えられます。
Webマーケティングでやることは基本的に多くの人に自分のコンテンツを知ってもらうこと、つまり「集客」です。
(Webマーケティングは定義が曖昧な部分もあるので、集客以上にもっと広義な解釈もあります)
集客をするためには、ターゲット層のニーズや市場の変化を調査・分析して、それに応じたコンテンツを提供することが必要になります。
さらに、提供いているコンテンツの集客結果からフィードバックを受け、良い方向にサイトを改善していくことも重要です。
このWebマーケティングの一連の流れを「ブログ」を通して行い、ターゲットユーザーのニーズに近づけていく努力をする中で「Webマーケティングスキル」は自然と身につきます。
また、ブログを通してWebマーケティングを行う中で、意識すれば多くのスキルも得ることができます。
ユーザーの悩みを解決するためには良質なコンテンツを提供しなければなりません。
そのためには「自分が提供する分野に関する深い知識」が必要になるため、それについて知識や理解が自然と身につきます。
そして、そのコンテンツを伝えるためには文章にしなければなりません。
相手にわかりやすくキャッチーに伝えるためには「ライティングスキル」が必要になります。
さらに、自分のコンテンツに人が集まり成果が出れば「広告収入」を得ることができます。
ただし、上記の得られるものはただブログをやっていれば自然に得られるものではなくて、
それぞれどうやれば良くなるかを考えて改善する努力を怠らなければ身についていくスキルということを忘れないでください。
資格取得やスクールはおすすめしない
Webマーケティングを勉強する方法はブログ以外にもあるんですが、おすすめはあまりしません。
資格取得
ウェブ解析士や統計検定、GAIQ、Webアナリスト検定など多くの資格があります。
ブログよりは効果は薄いですが基礎的な知識やマーケティングの本質などについては勉強になると思います。
転職してWebマーケティング職につきたい場合、余裕があるならブログと並行して資格の勉強をしてもいいかも知れません。
しかし、資格とブログには超えられない壁があります。
それは、ブログには「実績」があるということです。
ブログで多くの集客をしている(実績)なら、その人は実力があって結果も出せる人として見てもらえるでしょう。
でも資格は「実績」ではないんです。
その人が資格を持っていたとしても、その人が実践的なWebマーケティングスキルを持っているということにはなりません。
ただその資格を取得するために頑張った人です。
つまり、Webマーケティングを学習したいなら、ブログをやった方が、何倍も実践的なスキルになるし周りからも評価してもらえるということです。
スクールに通う
最近はプログラミングやWebデザインのスクールも増えてきており、それに伴いまだ数は少ないですがWebマーケティングを学習できるスクールは増えてきています。
しかし、スクールも資格取得と同じ理由でおすすめはできません。
スクールも「実績」を作ることができないからですね。
唯一のメリットとしては、
一緒の勉強する仲間やメンターがいるのでモチベーションが保ちやすいことです。
いずれにせよ、ブログを始めたほうが近道なのは間違い無いです。
ブログの実践編
ブログを作ろう
ブログを運営する上でハードルが高いのがブログ開設です。
しかし、現在はブログ開設の流れを解説してくれている記事も増えてきているので思っているよりは簡単にできるはずです。
ブログを作成する際、どのサービスを使って開設するか迷うかも知れません。
大まかにブログは有料ブログと無料ブログに分けられます。
僕のオススメは有料ブログである「WordPress」です。
ちなみにこのブログもWordPress。
なんで無料ブログがダメなの??
と思うかも知れませんが、デメリットが多いんです。
- カスタマイズの自由度が低い
- アドセンス広告(クリック課金型アフィリエイト広告)が貼れない
- サービス運営会社が潰れたらブログがなくなる
このあたりですね。
無料だけあって有料に劣るのは世の理です。
そして「WordPress」のメリットはかなり多いです。
- 上位表示されやすい(Google公式発表)
- カスタマイズの自由度が高い
- WordPressに関する記事が多いので困った時に便利
- プラグイン(拡張機能)が豊富
メリットしかないですね。
僕も以前は「はてなブログ」や「アメーバブログ」などの無料ブログを利用していましたが、断然WordPressの方が楽しく本格的にブログを運営できて満足しています。
読んでもらいたい層を決める
ただ闇雲に記事を書いていてもマーケティングスキルは身につきません。
まず、自分はどんな人に読んでもらいたいか決定しましょう。
10代の受験生向けなのか、20代30代の転職希望者向けなのか、誰のどんな悩みを解決させたいのかを意識しましょう。
そしてできるだけ具体的に決めましょう。
また、基本的にやってはいけないことは、
- ただの日記を書く
- ターゲット層が広すぎるコンテンツ
- 内容と伝え方が乖離している
日記に関しては、闘病日記や自分が有名人なら一定の需要があるかも知れませんが読んでもらいたい「相手目線」ではないのでオススメしません。
また、ターゲットが広すぎる(誰にでも当てはまる)ようなコンテンツは中々上位表示させにくいし、コンテンツの質がめちゃくちゃよくないと評価されずらいのでこれもおすすめしません。
「内容と伝え方が乖離している」というのは、例えば、
ターゲット層が高齢者なのにひたすら若者言葉を使っている場合などです。
これだとどんなにいいコンテンツだとしても評価されることはありません。
ユーザーのニーズを分析する
「ヒゲ脱毛 費用」
「コロナ 症状」
「Webマーケティング 独学」
など、Googleなどの検索エンジンを使って自分の必要とする情報を調べると思います。
つまり、検索キーワードとは、「ユーザーのニーズ」のことなんです。
ユーザーのニーズを満たしていくことでブログは成長していきます。
自分のブログの方向性が決まっていれば、ユーザーのニーズから一つ一つの記事のテーマやサイトに設定・設置するキーワードを決めましょう。
個性を発揮する
単純に、どこにでもある超ありきたりなコンテンツは人気が出ないですよね。
ブログの場合、特に重要ものとしてはライティングだと考えています。
理由は、書き方次第で伝わり方は変わってしまうからです。
例えば、記事の書き出しで、
「こんにちは、あきみねです!今回は耳管開放症の治療法について解説します。」
「2017年の冬、突然自分の声が大きく聞こえてきて、何が起こっているのかわからなくてパニックになりました。そう、耳管開放症だったのです。」
どっちが読者に響きそうでしょうか?
もちろん後者の方がキャッチーで良いはずです。
他にも、読者が詳しく書いて欲しいところを丁寧に記述したり、客観的な事実だけでなく自分の意見を率直に伝えたり色んな方法があると思います。
自分が情報発信するなら、他人との差別化を意識したり、読者の印象に残るような記事を作成しましょう。
ちなみに、ブログのデザインやキャラクターで個性を出すことも僕はすごく良いと思います。
正直、吹き出しに可愛いキャラがいるとそのブログに長時間滞在しちゃいます。
記事を書く
以上のことを踏まえて記事を作成しましょう。
結局のところ、「質の高い記事」を作成することが一番集客につながります。
質の低い記事を大量生産するよりもユーザーの悩みをダイレクトに解決するわかりやすいコンテンツを作ることこそが最強なんです。
継続する
そしてただひたすら継続します。
ブログの記事はGoogleに評価されてすぐに上位表示されることはありません。
記事を書いてからある程度の期間はかかります。
基本的に長期戦と思っていただいて構いません。少なくとも半年は続けましょう。
また、コンテンツは質がウルトラ重要と言いましたが、数が少ないと評価されにくいです。
よく最低100記事とも言われていますが中々ハードルが高いのでまずは、10記事、20記事と少しずつ増やしていきましょう。
まとめ
結論、ブログを頑張ればWebマーケティングは勉強することができます。
Webマーケティングの勉強がしたいけど何をしていいかわからない人の助けになれば幸いです。