西暦2020年、人類はウイルスが蔓延する絶望の世界線に突入。
私たちは三密を避けるため、リアル飲み会を自粛せざるを得なくなる。
そこに突如現れた「zoom」「Skype」「たくのむ」。
彼らは如何なる導きを人類にもたらすのか。
Contents
Web飲み会とは
昨今、コロナウイルスの影響により外出自粛が求められ、従来の飲み会を自宅にいながらオンラインでやるという試みが増加しています。
オンライン飲み会とは、自宅でスマホやPCでビデオチャットをしながら、お酒を飲むという形式の飲み会のことを言います。
別名、「Web飲み会」「zoom飲み会」と言われています。
そいてそのWeb飲み会にはリアルのみとは異なる特徴が山ほどあります。
オンライン飲み会のメリット
声を張らなくていい
リアルで周りがうるさい居酒屋に行くと結構大きな声で喋らないといけないですよね。
声ば元々通る人ならいいんですが僕は結構声を張らないといけないので、終盤になると喉が痛かったりします。
しかし、オンライン飲み会ならばマイクが拾ってくれさえすれば相手に声が届きます。
めっちゃ楽チンです。
声が通りにくい人や声が小さめの人にとっては大きなメリットではないでしょうか?
自分が好きなものを食べられる
電波を通ってウイルスは感染するかもしれませんが、オンライン飲み会でシェアできるのは映像と声だけです。
だから、自分が食べたいもの、飲みたいものを用意して堪能できます。
いわば時給自足。
でも変に気を使って、食べたくもない料理を食べる必要はないんです。
素晴らしい。。
割り勘がない
さらに、自分の食べたもの、飲んだものは自分で払います。
Kyashで割り勘送金する狂った輩はいないでしょう。。。
そのため、自分はそんなに飲んでないのに流れで割り勘にされることもありません。
お酒をあまり飲まない人にとってはかなりもメリットです。
自分のペースで飲める
リアル飲み会の場合、周りの雰囲気に飲まれて自分の許容量以上にアルコールを摂取してしますこともあるでしょう。
しかし、オンライン飲み会なら、自分のペースでお酒が飲めちゃいます。
飲みすぎてるなーと思ったら、小休止すればいいですし、お水も飲めます。
水を飲むのをみられるのが嫌な人はお猪口に水を入れて、さも日本酒最高!みたいな顔で飲みましょう。
タバコ臭くない
煙は電波を伝って来ることはないので、非喫煙者からすればかなり嬉しい。
受動喫煙も肺炎のリスクを高めます。
オンライン飲み会は新型コロナ肺炎とはかなり相性が良いかもしれません。
紙巻タバコの人は自宅では吸えないのでデメリットになるかもしれませんが、電子タバコに乗り換えればこの問題も解決します。
終わったらすぐに寝れる
飲み会が終了したら電車に乗ったりタクシーに乗らず、すぐにお布団にたどり着けます。
多少飲みすぎても自宅なので帰り道で酔っ払って他人に迷惑をかける心配もありません。
家で吐いても全て自己責任です。
なんて平等な世界。
終電がない
終電を気にする必要がないのでいつまでも飲むことができます。
僕の経験だと終わる時間はアベレージAM3:00とかですね。。。
大学の下宿時代のようです。
逆に辞め時がないので早く寝たい人にはデメリットになります。
表裏一体。
好きな時間に参加できる
飲み屋まで足を運ぶ必要がないため、いつでも気軽に参加できます。
極論午前0時からでも参加可能なので、オンライン飲み会ハシゴが余裕でできてしましますね。
何も喋らなくても誰かが喋る(ROMれる)
飲み会のマナーとしてあまり良くないかも知れませんが、
基本的に喋らなくても誰かが喋ってくれるし、リアル飲み会でたまにある「この話題についていけない…」って感じることが非常に少ないです(仲良しコミュニティ限定)。
家にいるので、カメラに映らないようにスマホもいじれるし、割と何しててもいい感じがあってすごく自由。
特に、自分が喋っていない時の他人の飲み会を神視点でみている感覚が面白いです。
変わった楽しみ方なので良い子は真似してはいけません。
オンライン飲み会のデメリット
ここからはオンライン飲み会のデメリットです。
ネット環境が悪いと楽しめない
そもそも安定したネット環境が自宅にないとオンライン飲みはできません。
僕の自宅はネット接続が途切れたり、自分の声が向こうに届かないことがたまに起きるので十分に楽しめないことがあります。
その都度、部屋の中で場所を変えてみたり、ネット環境の修正を試みます。
こういうことがあるとやはりリアル飲みの方がスムーズでいいなあと思ってしまいます。
声が被る
周りの空気が読みにくいので、何か言おうとして他の人と同時に話してしまうことが結構あります。
特に、話題が一旦終わって、次の話題ね入るときに起きがちです。。。
慣れていない頃は難しいですが、「タイミングよくはっきり喋る」というテクニックを磨けばすぐにできるようになるはずです。
食べ物をシェアできない
先ほど自給自足と言いましたが、
逆に言うと美味しい食べ物を共有できないと言うことです。
「これめっちゃ美味しい!!」
って言っても自分しか食べれないので微妙な空気になります。
オンライン飲み会だと「共有」という要素がかなり下がってしまいます。
空気感を共有しづらい
食べ物も飲み物も共有できない、さらにはリアル飲み会の独特の空気感も共有し難いという特徴があります。
コミュ障の僕だからかも知れませんが現在の空気感や相手の表情がわかりづらいことがあります。
やっぱりリアルの方が五感をフル活用してその場の空気を感じ取り安いんだなと実感します。
実家だと気を遣う
実家や同居人がいるとなかなかオンライン飲み会はやり難いんじゃないかと思います。
実家や配偶者ありの人は飲み会参加率がかなり低い印象です。
たまにヘッドホン付きマイクで参加する人もいますが、長時間は結構しんどいはずです。
やめ時が分からない
終電がないためいつまでも飲むことができます。
その反面、終わるタイミングがありません。
「みんな終電何時?そろそろ帰ろっか。」
とはいきません。
時間指定ができて2時間コースとか3時間コースとかあらかじめ決めて時間が来たら強制的に終了みたいにできたらいいのですが、、、
大人数は難しい
個人的にオンライン飲み会で一番楽しい人数は4人です。
それ以上の人数になると一人当たりの喋る量が必然的に減っていきます。
人間は自分が話している時間が少なくなるとそれに比例して楽しいという満足感が減少していくらしいです。
大人数でもめっちゃ楽しいという人はそのままでもいいかも知れませんが、
人数が多すぎるとあまり喋れなくて楽しくないなと感じる人は少人数の飲み会限定で参加するのはいいかも知れません。
話題が一つに限られる
大人数の飲み会だとテーブルごとで話題が別れたりしますが、オンライン飲み会だと全員が一つの話題を共有せざるを得ません。
だから好きな人といい感じになることもできないし、少数オタクトークで盛り上がることもできなくなります。
まあ全員が共通の話題をシェアできるのである意味まとまりはあるのかなと。。。
でもやはりリアル飲み会でのコミュニケーションの「自由度」は下がってしまうんだなと感じます。
まとめ
オンライン飲み会のメリット・デメリットをまとめてきました。
良い面も結構あるんですが、もちろん悪い面もあります。一長一短です。
さらに、この良い面悪い面は僕の主観が入っているのでそれぞれで感じ方は異なるはずです。
もちろん、
「オンラインは遠慮しとくわ。」
という人も結構いますし、慣れてないとやりずらい感じもめっちゃわかります。
苦手な人はどんどん断りましょう。
ちなみに僕は、最近自宅のネット環境が悪いのが原因であまり楽しめない事が多いので断ることは多いです。
しかし、良い面もかなりあるので、外出自粛が終わってもかなり社会に浸透するんじゃないかと思っています。
体験したことがない人はぜひ試してみてください。