ブログを始めたはいいけど、書き方がイマイチわからない
ブログを書いたけど、なかなか記事を読んでもらえない
ブログ初心者にとって、「書き方」は多くの人が悩むポイントです。
僕は、ブログを始めた頃、全く文章を書けなくて、2000文字くらい書くのに7、8時間ほど掛けていました。
書き上げた後、読み返すとこれがまためっちゃ読みにくい。
何度も絶望したのを覚えています。
そして、必死にWebライティングについて勉強して、最近ではある程度は書けるようになってきました。
今回は、ブログの文章を勉強するのにおすすめな本を紹介します!
この記事がおすすめの人
- ブログを書くのに時間がかかりすぎる人
- ブログを全然読んでもらえない
- ブログの書き方に関する本を探している人
Contents
本を選ぶ基準
どの本を選んで良いかわからない!
という時に、まず確認して欲しいのは「あなた自身のこと」です。
例えば、あなたが「ブログの文章を勉強したい初心者」なのか「小説をもっと上手く書きたい中級者」なのか、はっきりさせましょう。
特に意識するのは2点だけです。
- 自分は何を書くのか ex)ブログ、小説、論文、企画書
- 自分はどのレベルなのか ex)初心者、中級者、上級者
これを理解した上で本を探しましょう。
また、世の中にある本というのは「特定の誰か」のために書かれています。
「ブログの文章を勉強したい初心者向けのライティングの本」なのか「小説をもっと上手く書きたい中級者向けの文章講座の本」なのか、「誰のため」の本なのかによって内容は異なります。
自分を理解し、自分を対象とする本を探し当てることで良書と出会えるんです。
自分に合った本を見つけましょう!
ブログの書き方おすすめ本
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
- 対象: ブログ、Webライティング全般、(論文や企画書、小説にも当てはまる部分あり)
- レベル:初心者
この本は、文章を書く意味、読者視点でのライティング、書く時の構成など、文章を書く上で非常に重要な基礎的な部分をしっかり教えてくれます。
正直、この本の内容を意識して1記事書いてみるだけでも、かなり力は付くと思いますね。
また、本の中で、
著者が、「いい文章」とは「読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章」とおっしゃっていて、
この本の文章を読んだ時に「自分もこうやって文章を書いてみよう!」と自分の心が動かされ、実際にブログを書いたんですよね。
ということは、この著者の文章は「いい文章」であるのは間違いないですし、これを学べば自分ももっと文章が上手くなるはず…!と確信するのに十分すぎる要素だったわけです。
ブログ初心者の方が最初に読むのにおすすめの一冊です。
『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』
- 対象 :ブログ、Webライティング全般
- レベル:初心者、中級者
一言で言うと「読みやすさと読み返しやすさが最高の本」ですね。
全634という大ボリュームですが、大部分がストーリーありきのの会話形式で進むので、非常にすらすら読めてしまします。
ストーリーの会話パートと文章メインの解説パートに分かれているんですが、初心者は会話パートだけ読み進めてもいいんじゃないでしょうか?
それだけでも十分な内容だし、何と言っても読みやすい…!
また、解説部分で要点がまとめられているので、後から確認するときは要点だけチェックもしやすいです。
全体的にユーザビリティが完璧な本なんですけど、
この本からの学びは、「要点」だけでなく、それに至る「ストーリー」が重要だと言うこと。
「要点」って物事を理解する上で大切なんですけど、
ユーザーは「端的な要約」をだけを求めているんじゃなくて、そこに至る「ストーリー」や「根拠」も求めているんですよね。
だからこそ「ストーリー」がしっかり作られているこの本は、読者に「理解」を促す力をもっているんです。
この本は、めちゃくちゃ学びポイントが多いのでおすすめします!
『武器としての書く技術』
- 対象 :ブログのみ
- レベル:初心者
トップブロガーであるイケハヤさん著の、完全にブログの文章に特化した本。
ブログ以外には当てはまらない内容なので注意が必要です。
実際、文章術の話は半分ほどしか書かれていなくて、残りはブログでの稼ぎ方とか色々。
まあタイトルの『武器としての』っていうのは誇張表現で、初心者向けの文章講座とイケハヤ自伝みたいな本ですね。
これから本気で「ブログ」というビジネスをしたいという人にとっては、プロのブロガーの方のやっていることは参考になるはずです。
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』
- 対象 :ブログ、Webライティング全般
- レベル:初心者
正しいWebライティングの基本を教えてくれる良書。
この本の良いところは「良い例」と「悪い例」が書かれているので非常に理解しやすい点ですね。
初心者にとって非常にわかりやすく、真似しやすい内容になっています。
ちなみに、SEO対策についてめちゃくちゃ詳しく書かれているわけではないです。
著者の考えは、「読者に伝わりやすい文章」が「SEO対策になる」ということ。
まあ当然といえば当然ですね。
初心者にとってはかなり読みやすくて良い内容なのですが、ある程度文章について勉強されている人にとっては少し退屈に感じるかもしれません。
『いますぐ書け、の文章法』
- 対象 :ブログ、Webライティング全般
- レベル:中級者
著者の主張は「常に読み手の立場になって書くことだけに集中しろ!」
つまり、誰に向かって書いているのかを明確に意識すれば、文章を上手く書こうとせず、とにかく書きまくればいいということです。
ここまで読み手をイメージして書くことを追求している方は初めて見ました。
ブログを本格的にやりたい人にとっては、学んでおいて損はないと思います。
今まで紹介してきた本とは、テイストが異なる内容になっているので戸惑う方も多いはずです。
ある程度、文章力の勉強をしたけど、なかなか書けない人や文章を読んでもらえない人には非常におすすめします。
まとめ
文章力の本ってたくさんあってどれを読めば良いかわからないってなる人は多いと思います。
本選びで特に重要だと思うのは、
- 何を書く人向けなのか
- どのレベルの人向けなのか
ということ。
ここを意識して本を選ぶ。そして、選んだその本を読んで、文章を書いてみる。
それだけで、ちょっとずつ「書く」ということが分かってくるはずです。