こんにちは!あきみねです!
最近は雨天も多いし、梅雨も間近に迫ってきました。
耳管開放症の方は雨の日の前日辺りから耳管が開くことありませんか??
僕もエゲつない雨の前には耳管が思いっきり開いてしまことがあります。。辛い。。
低気圧が来る度に耳管開放症になっていたら人間生活やってられないですよね!
今回は低気圧で耳管開放症が悪化した場合の対処法を紹介します。
この記事がオススメの人
- 耳管開放症を患っている
- 雨の日など低気圧の前日や当日に耳管が開く
- 耳管開放症の原因に、自律神経の乱れや血行不良が考えられる
Contents
なぜ低気圧で耳管が開くのか?
まず耳管開放症の原因ははっきりしていません。
なので推測的な知見になるのですが、
低気圧で耳管開放症が悪化する方は自律神経と血行の影響を強く受けている
と僕は考えています。
僕は普段、自律神経が整ってるとき、代謝が良くなっていて耳管付近の血行が良いときには耳管は閉じています。
しかし、緊張していたり、焦っていたり、気持ちが落ち着いていない場面では耳管が開くことは多いです。
つまり、自律神経が整っていない状態ですね。
また、鍼治療などで耳の血行を良くすると改善されることを考えると血行が良好であることも大事だと考えられます。
自律神経を整えることで血行が良くなるから耳管が正常に機能するのかもしれません。
しかし、低気圧が発生すると空気中の酸素濃度が下がってしまい、人間は酸欠状態になります。
酸欠状態になると身体を休めようと副交感神経が優位な状態が続くことになり自律神経のバランスが狂うのです。
副交感神経は悪いものでは無いのですが優位になりすぎると身体がだるくなったり、自分の身体を自由にコントロールしにくくなります。
また、自律神経が乱れると内臓の機能が鈍くなり代謝が悪くなります。
その為、血行不良やむくみが現れます。
自律神経の乱れやそこから起こる血行不良などの要因により耳管開放症が起こっていると推測されます。
対処法
自分の身体を理解すること
まずは自分の耳管開放症の発症タイミングを理解することが大切です。
低気圧で発症するなら、それが前日なのか当日なのかとか詳しく確認してみることです。
わかったらそこに合わせて以下で紹介する対処法を試してみることをお勧めします。
生理食塩水
低気圧による耳管開放症は雨の日の前日から当日に起こり、次の日には治っていることが多いので、
とりあえずは鼻から生理食塩水を耳管に入れてその場を凌ぐことをお勧めします。
運が良ければ低気圧に身体が慣れてきた頃には治っていることが多いです。
しかし、この方法はその場しのぎに近いので根治したい人は自律神経を整えたり、血行を良くする方法を試すべきかと思います。
この方法で根治したという人もいるらしい(専門医とネット情報)ので開いている状態を放置するよりは良いかも知れません。
水分を摂る
適切に水分を摂取すると血液の流れが良くなります。
逆に水分を十分に摂取していないと血液がどろどろになり、身体に酸素や栄養素が届きにくくなるため、体調不良を引き起こします。
耳管機能が弱い人はこの影響を受けやすい可能性が高いです。
なので、低気圧の日には特に水分不足に注意する必要があります。僕のおすすめは仕事中にスポーツドリンクを小まめに飲むことです。
ただし、スポーツドリンクは飲みすぎると糖分の取りすぎになる恐れがあり、糖分の変換に必要なビタミンB1が不足して倦怠感を引き起こすこともあるので注意が必要です。
ちなみに、水分を摂取しすぎるのも腎臓に負担をかけて代謝が悪くなる危険があります。
1日の水分摂取量は1.2~2リットルが目安です。
鍼治療
割と物理的な方法。
耳の周りの筋肉などを緩めて血流を持ってくることで血行を促進する方法です。
僕もこれでかなり良くなりました。
現在は、ものすごい低気圧のときに少し耳管が開きますが、小物の低気圧では全く開きません。
でもここでも根治とははっきり言えないと思います。
自律神経が狂って耳の血行が悪くなることがあるからです。
自律訓練法
自律神経を整えることに特化した方法です。
精神的にも身体的にも身体をリラックスさせて常に落ち着いた状態に持っていけるようにするトレーニングと言ったところでしょうか。
自分の身体に注目して脱力し、じんわりと身体の内側からあったまって血行を良くしていきます。
詳しくは「自律訓練法」で検索して専門のカウンセラーの方に教えてもらったりした方が効果があると思います。
まとめ
自律神経って言われても…って思うかも知れませんね。
根治を目指すと多分かなり難しいと思います。
まずは自分の身体が低気圧のときに耳管開放症は悪化するのかということを確認すること。自分の身体の特徴に気づくことが大切です。
耳管開放症と言っても人それぞれ発症のタイミングや症状、原因は異なるので自分の傾向を把握しましょう。
低気圧で発症するならまずは生理食塩水や水分補給などすぐに出来る対症療法を試していけば少しは過ごしやすくなると思います。